01月30日(土)
●真利子哲也監督「イエロー・キッド」(2009)(予告)
<渋谷ユーロスペース・¥1700>マンガ家さんとボクサーとボクサーの卵と引退したチャンプの話し。かな?日本映画界に、また凄い才能の監督の登場!とか騒がれてるらしいので重複とか受売りは極力避けたいんですが、コレはスゲエおもったです。既に指摘されてるように「ダルデンヌ兄弟っぽいなァ~」っていうね、例えば「ロゼッタ」例えば「ある子供」、なんで世界は自分の思い通りにならんのよ?っていうイラ立ち、葛藤、自暴自棄を一回はなぞって見せるんだけどね途中まではね、その後結局どうしてイイのか分からなくなってベソかいたりしない感じ?最後ブレイキン・スルーしてく感じ?コレだよね!最後の最後、デビッド・リンチみたくなっちゃって、せっかく完結した話しを別角度でもう一回問題提起し直したりして、いや、正直、マジ震えたッス!
この部分、スゲエなァ~!みたいなシーンは結構あったんですが、リアクション薄い客ばっかでしたねェ~。オレは、まだまだ抑えてるけどさ、本当はアメリカの映画館みたいに(噂ですが)派手にリアクションしたいタイプの観客なんだわさ。それが出来ないから在宅DVD推進派なだけなんだわさ。爆笑したり絶叫したり、「ここで出すかねェ~!」突っ込んだりしたい方なんだわ、実際。
●コートニー・ハント監督「フローズン・リバー」(2008)(予告)
<渋谷シネマライズ・モバイルクーポン・¥1500>カナダ・アメリカ間の密入国を請け負うモホーク族の闇業者と、成り行きでそれに手を染めるホワイト・アメリカン、二人の中年女性の物語。骨太で練られまくったシナリオ、という印象。
開演前にヒマつぶしに新作映画のチラシ漁ってたら、ロビーに人目を引く一人の熟年女性の姿が。(どう見ても99パーセント間違いなく)桐野夏生さんを目撃。フローズン・リバーの半券にサインしてくれってのも無礼だし、握手してくれってのもアレだし、こーゆー時って結構悩むほうです。
01月31日(日)
●オーレン・ペリ監督「パラノーマル・アクティビティ」(2007)(予告)
<豊洲・¥1500>都心に遠征した翌日となると、いつも以上にホーム感に包まれてしまうんですが、いや、悪くない。念の為、モッカイだけ言わせてくれ。「好きです!ユナイテッドシネマ豊洲!」(深呼吸)
TVでCM流してるような映画の場合、豊洲だと客の入りがどのくらいなのかが、結構「読める」ようになって来たかのような、変な自覚・思い上がりがあったんですが、コレはビックリしました。20代を中心に4~5割の客の入り。どちらかというと遊園地のお化け屋敷みたいな?ホラー・アトラクション恐れずみたいなカップルが多かった気がします。
コレは良い悪いの話しじゃなくて、あくまで主観なんですが途中からね、まるでダウンタウンの罰ゲーム企画のようにね、廃旅館に泊まるタレント松本人志をいかにビビらせるか?という、作家の高須さんのような目線で観ましたね(笑)まあ、この辺で、いきなりの壁ドーン!入れときますか、みたいなね。
●中村義洋監督「ゴールデンスランバー」(2009)(予告)
<豊洲・レイト・¥1300>原作は未読なので、予測でしかないんですが、多分ここまで説明的な台詞は入ってないでしょ?総理大臣を暗殺した犯人に仕立て上げられて逃走するっていう、骨格の部分は良いと思うんですけどねェ、なんで「それでも自分を信頼してくれる、友達とか同級生ってイイよね?」みたいな着地にすんの?
いや、サービス精神とかエンターテインメント精神とかは確かにテンコ盛りではあったんだけどさ。尚更、余計に「説明的な台詞」とか「一定のパターンの感動に誘導しようとする台詞」に違和感を抱いた夜でしたね(笑)
●01月の収支決算
TV録画01本 計¥0
レンタル03本 計¥300
映画館10本 計¥13,800
観賞本数14本
観賞金額¥14,100
観賞単価¥1,007