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04月06日(月)
●ミカエル・ハフストローム監督「1408号室」(2007)
「スティーヴン・キングのホラー」だと思って観てたら意外とシュールなSFに向かったりして、違う意味ではオモロかった。スカッとしようとしてたら思いのほか疲れたっス。
●鶴田法男監督「おろち」(2008)
梅図かずお先生の原作は未読ですが、正直あんまり楽しめなかった。監督の力量とかもあるんだろうけど、どうしても木村佳乃はミスキャスティングに感じてしまった。それにひきかえ中越典子の美しさよ。これで姉妹役は更に輪をかけて無理があるってば。
04月09日(木)
●滝田洋二郎監督「おくりびと」(2008)
期待値が低かったせいか、メチャメチャ楽しめた。音楽を巧く取り込める映画って、やっぱ良いですね。それにしても、「とある一本の映画」に対して我々が抱く先入観とか期待値の正体って、一体何なんですかね?あながち、宣伝広報部のせいだけでは決してないと思うんですが。
04月13日(月)
●廣木隆一監督「ヴァイブレータ」(2003)
04月14日(火)
●園子温監督「気球クラブ、その後」(2006)
苦痛でした。話しの骨格もあんまりはまらないタイプなのに、オレの苦手な大学のサークル特有のノリが全開で、胸クソ悪い時間を過ごしました。永作博美みたいなギャラの高い女優をせっかく呼んでるのに使いそびれてる感じも勿体無いんじゃん?みたいに思ってしまって。
●タナダユキ監督「赤い文化住宅の初子」(2007)
「百万円と苦虫女」より全然良かったです。子供使うのは卑怯じゃね?とかもそれほど気にならない程度だし。古今東西、女に生まれし者に贈るブルース、みたいな、ある種の初期フェリーニ感覚(?)も感じてみたり。
●三木聡監督「ダメジン」(2006)
●石井隆監督「花と蛇」(2003)
団鬼六センセーには詳しくないんですが、今回の映画化に関してはどう考えても「アイズ・ワイド・シャット」にインスパイアされたか、もしくは「追い風・感」を受けたかしての企画スタートなんじゃない?杉本彩のハダカは勿論、画面映えするんだけど、ただそれだけの映画。なんつーか、志(ココロザシ)低すぎじゃないっスか?
04月15日(水)
●木村祐一監督「ニセ札」(2009)
テアトル新宿にて。オレの勝手な思い込みで言うならば、起承転結・的な構成力の力強さに対して期待値が高すぎたカンジですね。正直、ガッカリした夜でした。勿論、段田安則も倍賞美津子も演技力とか存在感とか文句は無くってね。周到なネタ振りや人物描写はすごく丁寧に感じたんですが、中盤・後半になっても単に次なるエピソードが重ねられて行くだけの展開で、ストーリー的に全く「うねって」行かない系のもどかしさがありました。
なんつーか、新人監督だからこの程度なのかなァ、じゃなくてね、もっとハッキリ言うならば脚本が悪いんじゃないかな?って思った。苦労してコッソリ印刷機を運ぶトコとか、ニセ札第1号を実際に支払うトコとかさ、最大の見せ場じゃないの?「えええええ~」って思った、勿体無いシーンが、ぶっちゃけ結構あったです、はい。
●相米慎二監督「風花 kaza-hana」(2000)
何を今更、なのかも知れませんが「巧い!巧いわァ~!」思ったシーンが結構あったです。小泉今日子は、もう9年も前から本格女優を目指していたのか。やっと知ったわ。あと、浅野忠信ファンにはタマラナイかもね、銀ブチ眼鏡キャラ。
04月16日(木)
●園子温監督「奇妙なサーカス」(2005)
変態路線ですね(笑)すでに「愛のむきだし」に繋がる空気を感じました。
04月26日(日)
●ジョエル&イーサン・コーエン監督「バーン・アフター・リーディング」(2008)
ユナイテッド・シネマ豊洲にて。日曜夜の回ですが、お客はそこそこ入ってましたね。それもコーエン兄弟ファンのオッサンじゃなく、ブラッド・ピットの名前に惹かれた(そこそこ)若い女子といった趣き?なのかな。いや~、スゲエわこれ!正直参った!マジ唸ったっス!個人的に、ここんトコ21世紀に入ってからの、いわゆる「日本映画・新感覚派」みたいなノリのモノを中心に観ていて、「やっぱイイわァ~、日本映画イイわァ~」思ってた時期に米国からのこの衝撃!
なんかさァ~、いちいちさァ~、「豊か」なんだわ結局ね。凄い才能と凄い製作予算を結集してバカ・コメディーを本気で作ってる体(てい)なんだけど、とにかく作り手側の「余裕」を感じまくってしまって、なんか、正直笑いながらもショック受けたわ。
話しのプロットとか、メチャメチャ複雑なんだけど、観てる側の誰一人にさえそんなこと意識させない展開のバカっぽさね。巷では宣伝戦略としてブラット・ピットの「筋肉バカ」キャラが取り上げられる事が多いけど、やっぱジョージ・クルーニーの年季の入った本物のバカ・キャラが炸裂ですね。もう格が違うわ、これ、悪いけど。
評論家スジに大絶賛の「バートン・フィンク」、「ノー・カントリー」路線じゃなく、オレみたいなバカ丸出しの一般客には「ビッグ・リボウスキ」路線を更にブラッシュ・アップさせた今回のこの感じ、たまらんかったです、ハイ。
04月27日(月)
●クリント・イーストウッド監督「グラン・トリノ」(2008)
ユナイテッド・シネマ豊洲にて。平日夕方の回、結構、硬い意味でもやらかい意味でも「映画好き」そうな客層だったのかな?老夫婦とかピン女子とかピン・リーマンとか。本当に、この監督は物凄い才能を持ってるなァ~、と今回も思わされたのは、2時間の上映中全く退屈しないで物語りに「入って」観れるというトコですよね。だけど、オレのようなゆる~い人種からしたら終わった後、冷静に考えてなんらイッコも得るものがないっていう事実ね。いや、これ、決してバカにしてるんじゃなくてね。今回も当然、説教臭いトコとか教訓めいた雰囲気とかありまくりなんですけどね。
●バート・フレインドリッチ監督「NOセックス、NOライフ!」(2005)
セックスレスの中年夫婦とか、設定はこの際あんまり関係なくってね、とりあえずジュリアン・ムーアが出てきて、怒ったり笑ったり困ったりするだけで成立するという、そういうタイプの映画もアリはアリなんじゃないかと、かくかように思う日もある訳です。
04月28日(火)
●加藤久仁生監督「つみきのいえ」(2008)
●アンドリュー・スタントン監督「ウォーリー」(2008)
04月29日(水)
●ジュリアン・ジャロルド監督「キンキー・ブーツ」(2005)